カリスマ美容師全盛期では「新装開店 美容室ニューオープン」のチラシを巻けばお客さんが沢山来てくれる時代でした。
時代は令和を迎え5年が経ちます。
そんな令和の美容師ですがシャンプー、カット、カラー、パーマ様々な重要な技術がありますが、
「SNS」や「ネット」の技術が低いと、もはや世の中に存在していないと言っても過言ではありません。
時代の変化と共に美容師に求められるスキルは複雑で多様なものへと移っていきました。
再度、問いたいことがあります。
それは瞬間瞬間で目の前にいる鏡の前に座っているお客様は常に一人ということです。
フォロワーが1万人。10万人。20万人いようとその瞬間目の前にいるお客様はたった一人なのです。
しかしながら令和の美容師は複雑なので、まだ見ぬお客様へなぜか目が向いてしまっている気がします。
写真を上手に取り、動画を見やすく編集する。そのために目の前のお客様の悩みを聞き、綺麗にする。
冒頭では「SNS」や「ネット」の技術が低いと、もはや世の中に存在していないと言っても過言ではないと強く言いましたがそれもまた事実なのです。
この複雑で多様な令和の美容師の本当の価値とは一体なんのでしょうか?
令和はカリスマ美容師全盛期に比べ、東京や首都圏に限らずあちらこちらにカリスマがいます。
それは一体なぜでしょう?
恐らく「美容師の本当の価値」に気付いた人たちのことを令和では「カリスマ」と呼ぶのかもしれません。
目の前の人を感動させたい。目の前の人の悩みを本気で解決したい。目の前の人の髪の毛をダメージ最小限でブリーチしてあげたい。
それを「SNS」や「ネット」の機能によってより遠くに多く発信しているような気がしました。
美容師の価値はフォロワーの数ではありません。
目の前のお客様を少しでもご来店された時よりもハッピーにすることが「美容師の本当の価値」ではないのでしょうか?